アサヒGHは今期営業利益予想を修正、中東欧事業買収が貢献

国内ビール最大手のアサヒグループホールディングス(アサヒGH)は、今期(2017年12月期)の営業利益予想(従来1460億円)を1673億円に上方修正すると発表した。3月に買収した中東欧ビール事業からの利益が上乗せとなるため、業績が期初の計画を上回る見通しとなった。

  ブルームバーグが事前に集計したアナリスト13人の予想平均1668億円を上回った。同社は売上高予想(従来1兆8200億円)を2兆300億円、純利益予想(従来960億円)を1100億円に修正した。業績予想が増額となったことから配当予想も変更。従来は1株当たり60円としていた年間配当を69円に引き上げた。

  同社は旧SABミラー傘下のチェコ、スロバキア、ポーランド、ハンガリー、ルーマニアの中東欧5カ国のビール事業を3月末に73億ユーロ(約8737億円)で買収しており、第2四半期からこの事業からの利益が業績を押し上げている。また、製造原価の低減や固定費の効率化なども貢献する。

  アサヒGH株は決算発表前に前日比0.2%安の4548円で取引を終えた。同社は7月25日に1-6月期の営業利益予想(従来528億円)を707億円にすると発表していた。

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