ブラジル大統領、汚職巡る公判回避へ-下院採決で手続き阻止は確実

  • 公判に至る手続き継続に必要な定数の3分の2の確保は不可能
  • テメル大統領は経済改革に集中することが当面は可能になる見通し

ブラジルのテメル大統領は、汚職の罪で自身を裁判にかけるかどうか決める2日の下院採決で、手続き阻止を支持する十分な票の確保に成功した。これにより任期満了(2018年12月)までのテメル政権存続に道が開かれた。

  下院での採決は続いているが、定数513のうち手続き阻止を支持する票が少なくとも159に達した。この日は議員12人が欠席し、1人が既に棄権しており、最高裁での公判に至る手続き継続に必要な定数の3分の2(342票)の確保は不可能となった。

  採決が終了し、裁判を回避できると正式に決まれば、テメル大統領はブラジルの財政再建に必要な経済改革に少なくとも当面は集中することが可能になろう。増大する政府債務をより持続可能な軌道に戻すために不可欠とされる年金改革の下院での承認には308票が必要だが、テメル大統領の裁判回避への支持票は、2日中に280ないし290前後を確保できると連立与党の指導部は見込んでいる。
   

原題:Brazil’s Temer Secures Votes in House to Avoid Corruption Trial(抜粋)
Brazil’s Temer Secures Votes To Avoid Trial; Voting Ongoing

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