米クリーブランド連銀総裁:インフレ率は緩やかに上昇となお予想

  • 特異的で一時的な押し下げ要因は時とともに消失するとメスター総裁
  • 総裁は物価を押し上げ始めると予想される失業率の水準を引き下げた

米クリーブランド連銀のメスター総裁は2日、物価を押し上げ始めると予想される失業率の水準を引き下げたものの、低いインフレ率が回復に向かうとの見方をあらためて示した。

  メスター総裁は2日、シンシナティでの地方銀行バンカー向けの講演後に記者団に対し、「特異的で一時的な要因が現在インフレを押し下げているが、こうした要因は時とともに消失していくのではないかと私はみている」と発言。「私はなお、インフレ率が緩やかに上昇し、徐々に2%に戻ると予想している」と語った。

  同総裁は最近の低いインフレ率を踏まえ、物価を押し上げ始めるとみられる失業率の水準を従来の5%から4.75%に引き下げたと述べた。6月の米失業率は4.4%だった。

  この見解の修正は9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げの主張を控えるということを意味するかとの質問にメスター総裁は、さらにインフレ統計を見てから判断したいと答えた。

原題:Fed’s Mester Expects Inflation to Rebound From One-Time Factors(抜粋)

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