英中銀利上げ時期、NIESRが来年1~3月に予想前倒し-3日会合

イングランド銀行(英中央銀行)の利上げ時期予想を英国立経済社会研究所(NIESR)が前倒しした。英国の欧州連合(EU)離脱が実現するまで利上げを待つべきではないとの見解も示した。

  英中銀は3日に金融政策を決定する。NIESRは2日、今回は政策の現状維持が発表される公算が大きいものの、2018年1-3月(第1四半期)中には0.25ポイントの利上げを実施するだろうとの見通しを示した。5月時点の予想では、昨年のEU離脱決定後に導入した包括的刺激策について一部解除は2019年まで待つ公算が大きいとみていた。

  NIESRの英マクロ経済予測責任者アミット・カラ氏は「利上げ後も金融政策が非常に緩和的にとどまるような小幅な利上げは賢明だ」と指摘。「英中銀は緊急的な措置を採用したが、景気が予想以上に堅調だったことを考えれば、この一部を解除することには根拠がある」と語った。

  NIESRは成長が7-12月(下期)から来年にかけて加速すると予想。インフレ率は今年10-12月(第4四半期)に3%でピークを付けるだろうとの見通しを示した。今年と来年の成長率予想はそれぞれ1.7%と1.9%で据え置いた。インフレ率予想は下方修正し、19年10-12月に中銀目標の2%まで低下すると見込んだ。

  中銀は3日、最新の景気予測も示す。

原題:BOE Shouldn’t Wait Until Brexit to Raise Rates, Niesr Says (1)(抜粋)

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