チューダーの旗艦ファンド、顧客が15%資金引き揚げ-関係者

  • BVIファンドの運用資産は36億ドルに減少
  • 年初来の成績はマイナス1.9%-顧客向け文書

マクロファンド運用者で富豪のポール・チューダー・ジョーンズ氏の旗艦ファンドから、4-6月(第2四半期)に顧客が資産の約15%を引き揚げた。個人情報だとして投資家が匿名を条件に述べた。引き揚げ後の顧客資産は1年前のほぼ半分の36億ドル(約3970億円)前後。

  ジョーンズ氏は約40年前にチューダー・インベストメントを設立。ヘッジファンドの台頭を先導したが、アラン・ハワード氏やジョン・ポールソン氏と同様、著名ファンドからの資金流出に見舞われた。ジョーンズ氏は手数料引き下げや人員削減などの措置を講じている。

  顧客向け文書によれば、同氏の旗艦ファンド、BVIグローバル・ファンドの年初から7月21日までの運用成績はマイナス1.9%。同ファンドはジョーンズ氏とチューダー従業員の資産も運用している。広報担当のパトリック・クリフォード氏はコメントを控えた。

  1980-90年代に活躍した著名運用者らは若手の台頭の中で苦戦を強いられている。市場が不透明で非効率だった時代と同様の突出した好成績をあげることは難しくなっている。マクロファンド全体も不調で、ヘッジファンド・リサーチによれば今年前半の成績はマイナス0.7%と13年以降で最低。

原題:Paul Tudor Jones Clients Said to Pull 15% From Main Fund (1)(抜粋)

(Adds money manager on sabbatical in 10th paragraph.)
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