6月の米個人消費失速、所得も横ばい-価格は前年比1.4%上昇に鈍化

米個人消費支出(PCE)は6月に勢いが失速した。個人所得も配当支払いの減少を背景に低迷した。国内総生産(GDP)の7割を占める個人消費支出が6月に勢いを失ったことで、第3四半期のスタート地点が低くなり、今期の成長率を抑制する可能性がある。

  米商務省の1日発表によると、6月のPCEは前月比0.1%増加。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値と一致した。前月は0.2%増だった。

  6月の個人所得は前月比ほぼ変わらず。市場予想は0.4%増だった。前月は0.3%増。6月は配当が3%減少(前月は4.8%増)したことが響いた。

  PCE価格指数は2カ月連続で前月比横ばい。米連邦公開市場委員会(FOMC)が年間2%のインフレ目標の基準とする同指数は前年比1.4%上昇と、前月の1.5%上昇から減速した。市場予想は1.3%の上昇だった。これで同インフレ率は4カ月連続マイナスとなった。

  食品とエネルギーを除くコア価格指数は2カ月連続で前月比0.1%上昇。前年比では1.5%上昇(予想1.4%上昇)。

  インフレ調整後の実質ベースのPCEは前月比変わらず。前月は0.2%増だった。実質ベースのPCEのうち、耐久財への支出は前月比0.1%減。サービス支出は0.1%増。

  インフレ調整後の可処分所得は0.1%減と、今年に入って初のマイナスとなった。賃金・給与は0.4%増(前月0.1%増)。

  貯蓄率は3.8%で、前月の3.9%から低下した。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Americans’ Spending Barely Grew in June as Incomes Stagnated(抜粋)

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