中国、人民元の相場変動見守る用意を示唆か-将来的には変動幅拡大も

人民元の数カ月にわたる漸進的上昇を監視してきた中国当局は今、これからは市場に手を出さず、相場の変動を見守る用意があることを示唆している。

  中国証券報は1面の論説で、市場が「安定」した現在は人民元の柔軟性を高める好機だと指摘した。7月半ばには中国人民銀行(中央銀行)が発行する新聞、金融時報が、中国は人民元の対ドル許容変動幅を広げるべきだとの専門家の見解を掲載した。

  こうした論調は現時点では建前にすぎないだろうが、今後は他通貨に対する安定維持のためにドルに対するボラティリティー拡大を当局が受け入れることが必要になるかもしれないと招商銀行の李劉陽アナリスト(上海在勤)は分析。いずれは人民元の許容変動幅が現行から拡大され得るとの見方を示した。

  対ドルでの許容変動幅は現在、人民銀が毎営業日発表する人民元の中心レートから上下それぞれ2%となっている。

原題:China Could Be Ready to Stomach Swings in Yuan That Barely Moves(抜粋)

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