中国が国有2行のトップ人事-金融業界や監督機関でさらなる交代も

  • 中国銀行会長を務めた田国立氏が建設銀会長に任命された-関係者
  • 保監会の新主席を今後任命か-人民銀の周小川総裁交代の可能性も

中国の大手国有銀行のうち2行でトップ人事が行われた。当局は今秋開催される5年に一度の共産党大会を前に、混乱が生じる事態を一切抑えようとしている。

  事情に詳しい複数の関係者が7月31日に語ったところによれば、中国銀行の会長を務めた田国立氏が中国建設銀行の新会長に任命された。建設銀の王洪章会長は退任するという。また同関係者によると、中国銀行の行長を務めた陳四清氏が同行の共産党委員会書記に昇格した。党委書記は一般的に将来の会長職含みの地位だとされる。

  北京理工大学の胡星斗教授(経済学)は「指導部は問題の多い金融業界を浄化するのに、信頼の置ける人材を起用したいと考えている」と述べた。

  習近平国家主席が党大会での指導部人事の準備を進める中、当局は金融リスクの抑制を図っている。政府は今後、中国保険監督管理委員会(保監会)の新主席の任命などを行うとみられる。在任期間が長い中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁が退任する可能性もある。

原題:New Chiefs at China’s Top Banks Signal Further Reshuffles Ahead(抜粋)

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