きょうの国内市況(8月2日):株式、債券、為替市場

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●日本株続伸、アップル関連上げTOPIX2年ぶり高値-好決算相次ぐ

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  東京株式相場は続伸し、TOPIXが年初来高値を更新した。米国アップルの好業績を受け、村田製作所や日本電産、ロームなどサプライヤー銘柄が軒並み上昇。国内でも良好な決算内容が相次ぎ、第1四半期が黒字転換のJFEホールディングスなど鉄鋼株や化学株も高い。

  TOPIXの終値は前日比5.88ポイント(0.4%)高の1634.38と、2015年8月19日以来の高値水準。日経平均株価は94円25銭(0.5%)高の2万80円04銭。

  アセットマネジメントOneの坪田好人ファンドマネジャーは、「企業業績は好調で、バリュエーション面でも日本株の上昇余地がある。現状の為替水準では、通期計画を据え置いた企業でも中間決算では上方修正が期待できる」との見方を示した。

  東証1部33業種は電機、鉄鋼、その他製品、化学、空運、機械、精密機器など18業種が上昇。パルプ・紙や不動産、証券・商品先物取引、建設、陸運など15業種は下落。売買代金上位では、1ー6月期が大幅増益のコカ・コーラボトラーズジャパン、上方修正で今期一転営業増益になる三菱ガス化学が大幅高。半面、ソニーや東ソー、丸紅、住友電気工業、帝人、小野薬品工業は安い。

  東証1部の売買高は17億1845万株、売買代金は2兆4510億円、ともに前日から12%、6%弱減った。上昇銘柄数は1172、下落は719となった。

●債券上昇、オペ金額据え置きが支え-日銀金利上昇抑制で小幅な値動き

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  債券相場は上昇。前日の米国債相場が上昇した流れを引き継ぎ、買いが先行した。日本銀行が実施した国債買い入れオペで、減額観測が出ていた長期ゾーンの購入額を据え置いたことも買い安心感につながった。

  長期国債先物市場で中心限月9月物は、前日比2銭高の150円15銭で取引を始め、150円20銭まで上昇した。午後は円安・株高に振れる中で上げ幅を縮小し、結局3銭高の150円16銭で終了した。

  バークレイズ証券の押久保直也債券ストラテジストは、「米債高を受けて先物と超長期を中心に買いが先行し、超長期はしっかり」と指摘。「オペ減額観測があった中、きょうの据え置きで日銀は慎重との見方がコンセンサスになった」とする一方、「官制相場が継続。底堅さはあるものの、動きに乏しい」と言う。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の347回債利回りは、午後になって日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値と横ばいの0.07%で取引を始め、その後も同水準で推移した。新発5年物132回債利回りは横ばいのマイナス0.065%と3営業日ぶりに取引が成立した。新発20年物161回債利回りは0.5ベーシスポイント(bp)低下の0.58%まで下げた。

  日銀は今月初回となる国債買い入れオペを実施した。残存期間「1年超3年以下」が2800億円、「3年超5年以下」は3300億円、「5年超10年以下」は4700億円と、いずれも前回から据え置いた。オペ結果によると、応札倍率は「3年超5年以下」と「5年超10年以下」が上昇、「1年超3年以下」は低下したが4倍台が維持された。

●ドル・円が上昇、米指標控えたドル買い優勢-ユーロ・円上伸がけん引

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  東京外国為替市場のドル・円相場は上昇。きょう発表の米民間雇用統計や4日に発表される米雇用統計を見据えてのドル買いが優勢となった。1年半ぶりの1ユーロ=131円乗せとなったユーロ・円相場もドル・円を押し上げる要因となった。

  ドル・円は2日午後3時37分現在、前日比0.4%高の1ドル=110円75銭。ユーロ・円が昨年2月4日以来の高水準まで上昇したのを背景に、一時は110円92銭までドル買い・円売りが強まる場面があった。前日の海外市場では6月15日以来の安値となる109円93銭まで下げていた。

  三菱東京UFJ銀行金融市場為替グループの野本尚宏調査役は、「ドル・円は109円台での買い意欲も相当強そうな上、米株が底堅いうちは崩れにくい」と指摘。この日の相場展開については、「前日の110円を巡る攻防で、ドル・円の短期的なポジションはショート(売り持ち)に傾いている。米ADP雇用統計や週末の米雇用統計を控える中で、日本株も底堅く、111円台まで戻す可能性もあるのではないか」と述べた。

  給与明細書作成代行会社のADPリサーチ・インスティテュートがこの日発表する給与名簿に基づく集計調査の結果予想では、7月の米民間部門の雇用者数は19万人増と、6月の15万8000人増を上回る伸びになるとみられている。

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