豪中銀は政策金利1.5%に据え置き-エコノミストの予想通り 政策金利1.5%に据え置き-エコノミストの予想通り

更新日時
  • 豪ドルは今年11%余り上昇、ロウ総裁は警鐘トーン強める
  • 政策金利は1.5%に据え置き、エコノミスト全員の予想通り

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は1日、政策金利を据え置くことを決めた。豪ドル高がインフレを抑制する見込みで、これが成長・雇用見通しを圧迫していると指摘した。

  ロウ総裁率いる豪中銀はオフィシャル・キャッシュレートの誘導目標を1.5%に維持した。ブルームバーグ調査対象のエコノミスト全員が金利据え置きを見込んでいた。

  豪ドルは今年に入り11%余り上昇しており、観光や教育などのサービス輸出主導の経済への移行に向けた豪中銀の取り組みを妨げている。ロウ総裁は1年4カ月にわたり、豪ドル高がそうした経済の移行を難しくしかねないと穏やかな警鐘を鳴らしてきた。

  ロウ総裁は声明で、「豪ドル高が物価上昇圧力の抑制につながる」との見方を示した上で、「それはまた、生産・雇用見通しにとっての重しともなりつつある。豪ドルが上昇すれば、結果的に経済活動とインフレが上向くペースは現在の予測よりも鈍ることになるだろう」と指摘した。

  豪ドルはシドニー時間午後3時25分(日本時間同2時25分)現在、1豪ドル=0.8025米ドル。政策発表前は0.8019米ドルだった。

原題:RBA Holds Rate as Currency Seen Subduing Inflation, Growth (1)(抜粋)

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