ボーイング、アビオニクス部門新設-サプライヤーとの競合覚悟で拡大

  • 新設部門はロックウェルやハネウェルと競合する可能性がある
  • 航空機の使用期間を通じた収益化を目指す戦略転換の一環

米ボーイングは民間および軍用機向けの航空電子機器(アビオニクス)を開発する新部門を創設する。同社にこれら電子機器を供給するロックウェル・コリンズハネウェル・インターナショナルとの競争になる可能性がある。

  7月31日に同社が従業員に発表したところによると、新たに設立するボーイング・アビオニクスは、航法、飛行制御、情報システムや他の技術に注力、今後十年間に市場に製品投入することを目指す。

  これはボーイングの戦略転換の一環で、結果的にサプライヤーとの関係に緊張をもたらすリスクがあるが、航空機の使用期間中ずっと現金収入を確保することを狙ったものだ。先月1日に新設したボーイング・グローバル・サービスでは、利益率の高いメンテナンスおよび交換部品販売に事業を拡大。従来この事業では請負契約会社が利益を享受していた

  同日のニューヨーク市場で、ロックウェルの株価は2011年8月以来の下げ率となる6.3%安、106.53ドルで終了した。ボーイング株価は0.5%高の242.46ドル。同じくアビオニクスを提供するハネウェルの株価は0.5%安の136.12ドル。

原題:Boeing Moves Into Jet Controls, Setting Up Supplier Showdown (2)(抜粋)

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