米通商代表部:中国経済が引き起こした「ゆがみ」と闘う

  • USTRは議会報告書で特に鉄鋼・アルミ市場の供給過剰に言及
  • 中国経済システムが米労働者や産業に打撃を与えていると指摘

米通商代表部(USTR)は議会報告書で、中国経済システムが世界経済、特に鉄鋼・アルミ市場にもたらした「ゆがみ」と闘うと表明した。

  USTRはブルームバーグが入手した7月の議会報告書で、自らの主要目標はダンピング(不当廉売)や企業への不正な補助金で中国に関税を課す米政府の能力を守ることだと説明。市場原理に基づかない中国の経済システムが米国の労働者や産業に打撃を与えていると指摘した。

  上院金融委員会と下院歳入委員会向けにまとめられた同報告書は、「例えば国際的な鉄鋼・アルミ市場は現在、中国の過剰かつ不経済な生産能力が主な原因で大幅な供給過剰となっている」とした上で、「この供給過剰の結果、米国および世界の価格圧迫や外国市場における米輸出品の排除など重大な市場のゆがみが生じている」と分析した。

  USTRの報道官にコメントを求めたが、これまでに返答はない。

原題:U.S. Says It Will Fight ‘Distortions’ Caused by China’s Economy(抜粋)

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