31日のニューヨーク外国為替市場ではドルが下落。月間ベースでは5カ月連続で下げ、2011年以降で最長の連続安を記録した。  

  ニューヨーク時間午後5時現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%下落。主要10通貨の大半に対してドルは売られた。ドルは対円で0.4%安の1ドル=110円26銭。対ユーロでは0.8%安の1ユーロ=1.1842ドル。ユーロが1.18ドルを上回ったのは2015年1月以降で初めて。

  今週の外国為替市場を左右する可能性がある材料としては、オーストラリア準備銀行(中央銀行)が8月1日に金融政策会合を開くほか、イングランド銀行(英中銀)も3日に金融政策会合を開く。さらに米国とカナダは4日に雇用統計を発表する。

  市場では豪中銀と英中銀は政策金利を据え置くと予想されている。米国とカナダの雇用統計は、内容次第ではそれぞれの中央銀行での政策協議に影響する可能性もあるとみている。

  トランプ米政権は10日前に就任したばかりのアンソニー・スカラムッチ氏を広報部長の役職から解任することを決めた。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が報じた。この報道前から軟調に推移していたドルは、報道を受けて下げ幅を拡大した。

  フィッシャー連邦準備制度理事会(FRB)副議長は政治的、および経済的な不透明感が米国や世界の経済成長減速につながっていると述べた。発言内容は、世界的な低金利の理由を幅広い分析で追及した講演の一部。

原題:Dollar Drop Adds to Longest Monthly Losing Streak Since 2011(抜粋)
Fed’s Fischer Warns Political Uncertainty Hurts Economic Growth(抜粋)
Trump Is Said to Remove Scaramucci From Comm. Director Post:NYT(抜粋)

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