フィッシャー連邦準備制度理事会(FRB)副議長は、政治的、および経済的な不透明感が米国や世界の経済成長減速につながっていると述べた。

  フィッシャー副議長は31日にブラジルで講演する。講演原稿によれば同副議長は、「ヘルスケアや規制、税制、貿易の政策に先行き透明感があるため、企業は政策環境がはっきりするまで企プロジェクトを延期しかねない」と指摘した。

  発言内容は、世界的な低金利の理由を幅広い分析で追及した講演の一部。副議長によれば低金利は主に現在の景気サイクルがもたらした結果ではなく、複数の先進国で見られる低い成長トレンドや高齢化、低調な投資など長期的なトレンドが最大の原因だ。
  
  フィッシャー副議長は「生産性の伸びや長期的な潜在成長率を押し上げるための政策は、中央銀行の行動より、むしろ効果的な財政および規制措置に見いだされる可能性が大きい」と述べた。

原題:Fed’s Fischer Warns Political Uncertainty Hurts Economic Growth(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE