ドイツの大手自動車メーカー各社が、20年近くにわたり自動車の技術革新のペース抑制で談合し、競争を阻害したと主張し、BMWなどを相手取り所有者らが米裁判所に訴訟を起こした。

  サンフランシスコの連邦地裁に28日に提出された訴状によると、BMWダイムラー、フォルクスワーゲン(VW)、VW傘下アウディ、ポルシェなどは1996年から少なくとも2015年まで自動車技術に関する競争情報を共有し、反トラスト法(独占禁止法)に違反したと原告側は主張。これらの企業は排ガス制御を含む車両システムの開発を抑制することで合意し、そうした動きがVWの排ガス不正に使われたいわゆる「ディフィートデバイス」の開発につながったとしている。

  VWに不正ソフトを供給していた独ロバート・ボッシュも今回の訴訟の被告となっている。ダイムラーの広報担当ハン・チャン氏は電子メールで配布した発表資料で、「あらゆる法的手段を使って争う方針だ」と述べた。

  BMWの広報担当ケン・スパークス氏とVWのジャニーヌ・ジニバン氏は28日に会社としてコメントはないと回答。他の企業にも通常の営業時間後にメッセージと電子メールでコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。

原題:Top German Automakers Sued in U.S. Over Two-Decade ‘Cartel’ (2)(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE