ベネズエラ政府は新憲法を制定する制憲議会の選挙を強行、30日午前6時(日本時間30日午後7時)から投票が始まった。これに反発する国民らが道路封鎖やデモ行進を行って警官隊と衝突し、6人が死亡したと報じられている。新憲法は同国の民主主義を覆す恐れがある。

デモ隊と衝突するベネズエラ国家警備隊
デモ隊と衝突するベネズエラ国家警備隊
Photographer: Ronaldo Schemidt/AFP via Getty Images

  暴力行為は全国各地で発生した。野党側は今回の選挙への立候補と投票をボイコット。国際社会から非難を浴びたほか、最大の貿易相手国である米国からも重大な制裁の警告を受けたマドゥロ大統領は、世界のリーダーらに選挙結果を受け入れるよう求めた。同大統領は「われわれは国際社会の批判と、テロや犯罪的な暴力に耐え、今ここで平和に過ごしている」と語った。

  コロンビア、ペルー、アルゼンチン、パナマはベネズエラの30日の投票を認めないとの声明を発表。ヘイリー米国連大使はこの選挙を「不正」とした上で、この動きは「独裁への新たな一歩」だとツイートで指摘した。投票では6000人を超える候補者の中から545人の議員が選ばれる。

原題:Violence Flares as Venezuelans Vote to Overhaul Constitution(抜粋)

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