米食品医薬品局(FDA)は28日、たばこ製品に含まれるニコチンを常習性のない水準まで減らす包括的な計画を発表した。たばこ製品の規制権限を連邦政府に付与したたばこ規制法に基づく措置で、同法は2009年、民主党主導だった議会で可決され、当時のオバマ大統領が署名、成立していた。

  ゴットリーブFDA局長はブルームバーグとの同日のインタビューで、「私を含めFDAの専門家ら多くの人々がこの問題について長い間考えてきた」と述べた。

  同局長はトランプ大統領の指名を受け就任しており、FDAの発表はワシントンやウォール街で驚きを持って迎えられた。28日の米株式市場では、「マルボロ」を主力ブランドとする米アルトリア・グループの株価が9.5%下げるなど、たばこ銘柄が軒並み売られた。
  
  ゴットリーブ局長は記者会見で、ニコチンは「問題」であるとともに「最終的には解決手段」になると指摘。FDAは「もっと害の少ない製品につながるイノベーションの可能性を認識する必要がある」と語った。
  

原題:FDA Targets Cigarettes in Broadening of Fight Against Addiction(抜粋)

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