28日のチューリヒ市場で、スイスの銀行UBSグループの株価が6カ月ぶりの大幅下落を演じた。損失吸収能力の指標となる比率の低下が嫌気された。

  株価は一時4.3%安の16.65スイス・フランと、日中取引ベースで1月27日以来の大幅安となった。現地時間午前9時20分現在は16.72フラン。発表によると、普通株式等ティア1(CET1)比率は4-6月(第2四半期)に13.5%となり、3月末の14.1%から低下した。

  セルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は5月の年次株主総会で10年ぶりに自社株買いを実施する計画を示唆していたが、自己資本比率低下はこれに充当できる資金が想定されたほど多くはないことを意味する恐れがある。

原題:UBS Shares Drop Most Since January After Capital Ratio Declines(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE