国内市況の過去の記事はこちらです。指標はここをクリックして下さい。

●日本株3日ぶり反落、ボラティリティーの高まり警戒-決算期待過剰も

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京株式相場は3日ぶりに反落。ボラティリティー(変動性)への警戒が高まり、決算への期待値が高過ぎた東京エレクトロンをはじめ、日立ハイテクノロジーズや新光電気工業など半導体関連銘柄が安い。決算が市場予想を下回ったアイシン精機も売られ、業種では証券株も下げた。

  TOPIXの終値は前日比5.62ポイント(0.3%)安の1621.22、日経平均株価は119円80銭(0.6%)安の1万9959円84銭。

  三井住友アセットマネジメントの金本直樹シニアファンドマネージャーは、「日本の決算数字そのものは決して悪くない」が、日本株の中で「グロースが期待できる象徴的な銘柄群には買いが集中し、織り込んでいただけに、材料出尽くしで利益確定売りが先行した」と言う。半導体関連については、「現状がモメンタムのピークとの見方も一部で出ている」と指摘した。

  東証1部33業種は証券・商品先物取引やその他製品、空運、海運、化学、電機、パルプ・紙、サービス、機械など18業種が下落。電気・ガス、精密機器、食料品、不動産、建設、陸運など15業種は上昇。売買代金上位では、四半期減益決算の日産自動車や大和証券グループ本社が売られ、市場予想を下回る決算だったサイバーエージェントも安い。半面、通期業績計画を上方修正したセイコーエプソンやデンソー、決算と自社株買いが評価されたオムロンは高い。

  東証1部の売買高は20億2809万株、売買代金は2兆7735億円、代金は3日連続で増え6月16日以来、1カ月半ぶりの高水準。値上がり銘柄数は807、値下がりは1087。

●債券下落、米金利上昇や日銀オペ結果が重し-買い持ち高解消との声も

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  債券相場は下落。前日の米国債相場が大型社債発行による需給悪化懸念で下げた流れを引き継ぎ、売りが先行した。日本銀行が実施した長期国債買い入れオペで売り圧力の強まりが示されたことも、相場の重しとなった。

  長期国債先物市場で中心限月9月物は、前日比3銭安の150円18銭で取引を開始し、いったん150円17銭まで下落。結局は2銭安の150円19銭で引けた。

  SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジストは、「最近の金利低下の流れの中で、いったん債券のロングポジションを解消する動きが多い感がある」と指摘。この日の相場については、「海外金利がやや上昇した影響も多少ある」と述べた。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の347回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より0.5ベーシスポイント(bp)高い0.07%で開始し、その後も同水準で推移した。新発5年物の132回債利回りは0.5bp高いマイナス0.06%で取引された。超長期債も軟調。新発20年物の161回債利回りは0.5bp高い0.585%、新発30年物の55回債利回りは1bp高い0.865%にそれぞれ上昇した。

  日銀が実施した長期国債買い入れオペでは、残存期間「1年超3年以下」が2800億円、「3年超5年以下」が3300億円、「5年超10年以下」が4700億円と、いずれも前回と同額。24日のオペでは「5年超10年以下」が今年初めて減額されており、今回も7日に大幅増額される前の水準(4500億円)まで戻されるのでないかとの見方も出ていた。オペ結果によると、応札倍率が3本とも前回から上昇し、売り圧力の強さが示された。落札金利はいずれも市場実勢並みだった。

●ドル・円が下落、株安で円買い圧力-米GDP控え下値は限定的

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京外国為替市場でドル・円相場は下落。日本株の下落を背景に円買い圧力が掛かった。海外時間に米国の国内総生産(GDP)と雇用コスト指数の発表を控えて、ドルの下値は限られた。

  午後3時55分現在のドル・円は前日比0.2%安の1ドル=111円01銭。朝方に付けた111円33銭から値を下げ、午後には一時110円88銭を付けた。前日は米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル売りが続き、アジア時間に110円78銭まで下げた後、米金利の上昇を背景に海外時間に111円71銭まで反発。その後ムニューシン米財務長官の通貨安誘導をけん制する発言や米国株の下落を受けて反落した。

  外為どっとコム総研の神田卓也取締役調査部長は、「ドル・円は上値が重い一方、このところ111円台を割り込むと買いが入ってくる形で、下値も結構堅くなってきている」と指摘。「きょうの米GDPの予測値は上方修正されている。来週の米雇用統計もあるので、米景気が言うほど弱くないとなれば、ドルはもう一度持ち直す方向に行くのではないか」と話した。

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE