大和証券グループ本社の株価が28日の取引で8カ月ぶりの日中下落率となった。同社は前日、4-6月(第1四半期)連結純利益が前年同期比21%減少したと発表している。

  大和証G株は寄り付きから売られ、一時前日比4.6%安の645.2円まで下落。日中下落率としては昨年11月9日以来の大きさ。午前9時27分現在は4.1%安の649円で取引されている。

  同社の27日の発表によると、4-6月期の純利益は194億円にとどまった。株式や投資信託の販売手数料など個人向け業務が好調だった半面、トレーディング業務は、国内外ともに債券のボラティリティーが低く収益機会が少なかったことから前年同期比28%減となった。

  ゴールドマン・サックス証券の田中克典アナリストらは28日付リポートで大和証G決算について、「リテールが回復したものの、債券の不振で想定以下のスタート」となったと指摘した。

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