アップルは200万人の米雇用を支えていると好んでよく言うが、同社製品の受託製造を手掛ける台湾の鴻海精密工業が米ウィスコンシン州で100億ドル(約1兆1100億円)規模の工場を建設する計画により、1万人以上の雇用が生じる見通しだ。

  トランプ米大統領と鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)会長は26日、ホワイトハウスでの記者会見で、新工場は当初約3000人を雇用するが、従業員数は最終的に最大1万3000人まで増えるとの見通しを示した。ウィスコンシン州はライアン下院議長(共和)の地元。

  同工場はテレビやパソコン(PC)向け液晶パネルを製造するが、アップルの受託生産を行う可能性は低い。しかし、この投資により、鴻海が生産した「iPhone(アイフォーン)」などのアップル製品への輸入税導入に対し議員らが消極的になる可能性がある。ライアン議長ら共和党指導部は27日の声明で、輸入品への国境調整税は今年、いかなる法案であれ盛り込まれる可能性は低いと述べた。

原題:Apple May Skirt IPhone Tariffs as Foxconn Comes to the U.S. (2)(抜粋)

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