27日のニューヨーク原油先物市場でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は連続4日目の上昇。49ドル台で引けたのは5月以降で初めて。サウジアラビアによる追加削減の呼びかけに、アラブ首長国連邦に続いてクウェートも応じる姿勢を見せた。米エネルギー情報局(EIA)が前日発表した週間統計では、米原油在庫が1月上旬以来の水準に減少した。

  ジョン・ハンコック(ボストン)で石油・天然ガス関連のポートフォリオを運用するアダム・ワイズ氏は電話インタビューで、「在庫には全面的にかなり大幅な取り崩しが見られた」と指摘。「サウジからは輸出削減という形で価格を支える発言も出ている。ようやく需給ファンダメンタルズに注意を払わざるを得ないセンチメントになった」と続けた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は前日比29セント(0.59%)高い1バレル=49.04ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント9月限は52セント上昇の51.49ドル。

原題:Oil Surges Above $49 as Supply Draw Shows Market in Better Shape(抜粋)

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