27日の欧州株式相場はほぼ変わらずとなった。決算シーズンはピークを迎えつつあるが、決算内容がまちまちだったことが背景にある。

  指標のストックス欧州600指数は前日比0.1%安の382.32で終了。英製薬会社アストラゼネカは15%安の急落。肺がんの次世代治療薬として期待されていたデュルバルマブの併用療法が試験でそれほどの効果を示さず、失望売りに押された。

  金融銘柄ではドイツ銀行が6.5%値下がり。同行は今年の営業収入が前年を下回るとの見通しを明らかにした。ドイツ取引所は3.8%下げた。

  一方、業種別指数の中で食品・飲料株指数が上昇率首位。飲料会社の英ディアジオとベルギーのアンハイザー・ブッシュ(AB)インベブは好決算を手掛かりに大きな上げとなった。

  英鉱山会社アングロ・アメリカンは3.2%上昇。2015年以来となる復配を発表。フランスのエンジニアリング会社シュナイダーエレクトリックは3.8%上げた。通年の増収率目標を引き上げた同社は、米電力システムメーカーのASCOパワー・テクノロジーズを12億5000万ドルで買収することに合意した。

原題:European Stocks Hold Steady as AstraZeneca Sinks, Diageo Climbs(抜粋)

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