欧州最大の保険会社、ドイツのアリアンツは4-6月(第2四半期)に増益を確保した。オリバー・ベーテ最高経営責任者(CEO)のコスト削減への取り組みと、自然災害による保険請求の減少が寄与した。

  26日の発表によれば、4-6月の営業利益は前年同期比23%増の29億ユーロ(約3780億円)。通期利益については103億ー113億ユーロのレンジ上限に近くなるとの見通しを示した。

  ベーテCEO(52)の下で、アリアンツは人員削減や利益率の低い部門の売却を断行。資産運用部門パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の資本流出を食い止めたほか、生産性向上のため事業への自動化導入を拡大させようとしている。保険業界は低金利や価格競争、規制強化で利益が圧迫されているものの、今年上半期の自然災害による保険請求は平均以下だったことが追い風となった。

  PIMCOとアリアンツ・グローバル・インベスターズから成る資産運用部門の営業利益は17%増え5億8400万ユーロ。運用する第三者資産は7.6%増の1兆4000億ユーロで、純増額は550億ユーロに達した。損保部門の営業利益は28%増加した。

原題:Allianz Quarterly Profit Gain Lifts CEO’s Slimmed-Down Approach(抜粋)

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