ドイツ銀行の業績回復が遅れている。同社の4-6月(第2四半期)収入は、前年同期比で10%減少し、アナリスト予想に届かなかった。純利益はアナリスト予想を上回った。

  27日の決算発表によると、収入は66億2000万ユーロ(約8630億円)だったのに対して、ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト6人の予想は71億ユーロだった。債券トレーディング収入は12%減、株式トレーディング収入は28%減となった。

  ジョン・クライアン最高経営責任者(CEO)は発表資料で「収入は全体に期待を下回った。資本市場の多くの分野で顧客活動が低調だったことが主因だ」と説明した。

  同行は今年の営業収入が前年を下回るとの見通しを示した。市場ボラティリティーと顧客活動の「低調が続く」と予想している。

  純利益は4億4700万ユーロ。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト予想では3億1100万ユーロが見込まれていた。

  投資銀行部門の利益は前年同期比16%減。トレーディング収入の18%減と、グローバル・トランザクション・バンキングの12%減が響いた。クライアンCEOは3月の組織改編で助言業務とトレーディングを1部門に統合していた。

  ドイツ銀株は27日のフランクフルト市場で6.5%安となった。

原題:Deutsche Bank Keeps Shrinking as Investment Bank Earnings Slump(抜粋)
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