米ケーブルネットワーク会社ディスカバリー・コミュニケーションズはケーブルTV局運営を手掛けるスクリップス・ネットワークス・インタラクティブに1株当たり約90ドルの買収提案を行っている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。ケーブルTV業界の約120億ドル(約1兆3300億円)規模の合併実現に近づいた。

  この高い提示額を受け、MTVを傘下に置く米メディア企業、バイアコムは買収を断念した。交渉が非公開であることを理由にこれら関係者が匿名で明らかにした。

  関係者の一人によると、ディスカバリーとスクリップスは依然、幾つかの問題を巡り交渉を進めており、来週までは最終合意に至らない可能性が高い。アニマル・プラネットなどの人気チャンネルを持つディスカバリーと、食のフード・ネットワークや住宅・庭のHGTVなどのチャンネルを抱えるスクリップスが合意すれば、アンスクリプテッド(台本なし)番組を手掛ける2大ケーブル番組供給事業者が統合することになる。

  26日の米株式市場時間外取引でスクリップスは一時3.5%高となった。ディスカバリーの通常取引終値は2.5%高、バイアコムは2.1%高だった。
  
原題:Discovery Is Said to Emerge as Sole Bidder for Scripps Networks(抜粋)

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