26日の米国債は上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)は25、26両日の定例会合後の声明で、インフレが依然として目標値を下回る低水準にあることを示唆した。

  ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて2.29%。

  FOMCは声明で「前年比ベースでの全般的なインフレ率ならびに食品とエネルギー価格を除いたベースでの指標は低下し、2%を下回る水準で推移している。市場に基づくインフレ調整指標は低い水準が続いている」と指摘した。

  5年債利回りは6bp下げて1.83%。5年債と30年債の利回り差は拡大した。

  声明はまた「委員会は現在、経済がおおむね予想通りに進展するとの想定で、バランスシート正常化プログラムを比較的早期に開始すると見込んでいる」と記述。市場は9月にバランスシート調整の発表があると予想しており、声明発表後も見方は変化しなかった。

  FOMC声明はインフレ率の落ち込みと最近の経済指標の動向を認め、「その他にはほとんど言及していない」一方、バランスシート縮小の発表時期は9月会合の可能性が最も高いことを示唆したと、FTNファイナンシャルのエコノミスト、クリス・ロー氏はリポートで指摘した。

  市場が織り込む12月利上げの確率は42%程度と、声明発表前の47%から低下した。

原題:Dollar Drops, Bonds Rise on Fed Inflation View: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Bull Steepen as FOMC Prompts Short Covering-Led Gains(抜粋)
U.S. Federal Open Market Committee July 26 Statement: Text(抜粋)
MC Did Bare Minimum, September Likely to Unveil Roll-Off: FTN (抜粋)

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