中国人民銀行(中央銀行)と財政省は政府系ファンド(SWF)設立を支援するため10年前に発行された国債をロールオーバーする方針だ。事情に詳しい関係者が明らかにした。8月に期限を迎える国債6000億元(約9兆9400億円)相当が対象だという。

  財政省は2007年に国債約1兆5500億元を発行。この調達資金を活用し、人民銀を介してSWFである中国投資(CIC)の設立を支援した。8月に期限となる国債は中国農業銀行向けに発行され、その後、人民銀が購入。人民銀が国債を直接買い入れることは認められていないため、こうした措置が取られたという。

  非公開情報だとして関係者が匿名を条件に述べたところによれば、ロールオーバーされる国債は8月中旬か下旬にあらためて値付けされる。前回と異なり、債券市場のプライマリーディーラー(政府証券公認ディーラー)である複数の銀行に売却され、それを人民銀が買い取る。

  人民銀はこの件についてコメントを控えた。財政省にファクスでコメントを求めたが、今のところ返答はない。10年前の発行時には1兆3500億元が農業銀に割り当てられ、2000億元程度が公募入札にかけられた。

原題:China Is Said to Plan Rollover of Bonds Backing Sovereign Fund(抜粋)

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