米株式市場で2番目に長い強気相場が2018年終盤に終わるとともに、米国のクレジット市場も世界的な金融危機後で初めてとなる弱気相場に入るとの予想が、ファンドマネジャーやストラテジストを対象にブルームバーグが実施した調査で示された。

  世界4大陸の金融専門家30人に14日から21日にかけ尋ねた調査では、今最も脆弱(ぜいじゃく)と見られる資産について見方が分かれた。欧州の高利回り債から新興市場の現地通貨建て債まで答えはさまざまだったが、大半は債券という結果となった。

  米国の次のリセッション(景気後退)についての質問には25人が回答。19年1-6月(上期)というのが中央値だった。

  各国・地域の中央銀行がバランスシートの縮小を本格化させると見込まれる時期に、株式も債券相場も弱含むとなれば、いわゆる「グレートローテーション」という考え方に終止符が打たれる可能性もある。

  07-09年のような金融メルトダウンを示唆する回答者はいなかったものの、米株式市場における02年の弱気相場では7兆ドル(現行レートで約783兆円)を超える時価総額が失われた。

  シュローダー・インベストメント・マネジメントでマルチアセットファンドを運用するレミ・オルピタン氏(ロンドン在勤)は「非常に大きな痛みを伴う結果となる恐れがある。流動性が加速してきた強気相場であり、流動性がなくなれば、弱点が生じる」と述べた。

  今後1年でポートフォリオの扱いについては、株式を減らすか、想定通り株価が下落すれば買い増すというのが一般的な回答だった。米国株の保有圧縮や日本株買い、欧州と新興市場の株式への資金を増やすとの回答もあった。

原題:Next Bear Market for Stocks & Credit Hits in 2018: Survey (1)(抜粋)

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