ヘッジファンドのサンデル・アセット・マネジメントは25日、米大型書店バーンズ・アンド・ノーブルの株式の「一定割合を取得」したと同社取締役会に宛てた書簡で伝え、同社に身売りを検討するよう促した。

  アクティビスト(物言う株主)として行動することもあるサンデルは書簡で、身売りによってバーンズ&ノーブルは前日終値に69%上乗せした1株当たり12ドルを超える水準で売却できると指摘。トム・サンデル最高経営責任者(CEO)は、「バーンズ&ノーブルが非公開会社あるいはより大規模な企業の一部門として経営されれば、経営陣は同社の基幹事業に100%集中することができ、ステークホルダーにとってより好ましい」と説明した。

  10億ドル(約1120億円)での売却価格とすれば、バーンズ&ノーブルの時価総額の約2倍だが、リテール市場での存在感を模索するインターネットやメディア企業にとっては「誤差の範囲」だとサンデル氏は述べた。

  同日のニューヨーク市場でバーンズ&ノーブル株価は17%高の8.30ドルで終了。同社のスポークスマン、メアリー・キーティング氏は、「サンデル氏や同ヘッジファンドの誰からもまだ連絡はないが、全ての株主との建設的な会話を歓迎する」と語った。

原題:Activist Sandell Urges Barnes & Noble Board to Explore Sale (3)(抜粋)

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