投資家の多くが信じているユーロ高が欧州株式相場にとって悪いとの主張は、それほど確かなものではない。それがゴールドマン・サックス・グループからのメッセージだ。

  ユーロ高が域内企業の利益を脅かすリスクよりも、堅調なグローバル経済情勢の影響の方が大きいとゴールドマンは考えている。

  ユーロ圏の輸出企業をユーロ高がどれほど圧迫するかについて投資家は心配し始めているが、ゴールドマンのポートフォリオ戦略・資産配分担当マネジングディレクター、クリスチャン・ミュラーグリスマン氏(ロンドン在勤)は、ユーロ高で欧州株の状況が一変することはないとみている。

  同氏はインタビューで、「ユーロ高が輸出サイドの重しになることはあり得るが、グローバルな成長がしっかりしている限り、その方がより重要なファクターになる。市場がユーロ高の影響を無視できる理由がそこにあり、ユーロ高が輸出企業にとって悪という考え方そのものに異議を唱える余地がかなり存在する」と指摘した。

原題:Goldman Says Growth Trumps Strong Euro for European Stocks (1)(抜粋)

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