原油の弱気相場がついに米国のシェールオイルブームに犠牲を強いる可能性がある。

  石油サービス大手ハリバートンが24日、シェールオイル生産各社は掘削活動に「ブレーキをかけている」と述べた数時間後、主要シェールオイル生産会社として最初に4-6月(第2四半期)の決算を発表したアナダルコ・ペトロリアムは設備投資を削減することを明らかにした。

  これにより、困難な状況に陥っている世界の原油市場にとって今週が転換点となる可能性がある。シェールオイル生産会社は、自らが一因となった原油安に屈する兆しを見せている。今年の米国の原油生産急増は、石油輸出国機構(OPEC)と他の主要原油輸出国による世界的な原油供給の過剰解消への取り組みを阻んでいる。供給過剰は3年間にわたって原油市場を圧迫している。

  OPECによる減産合意で原油価格が1バレル=55ドルを上回ったことから、シェールオイル生産各社は年初から活発な掘削活動を再開。アナダルコは設備投資を70%引き上げると発表した。しかし、モメンタム(勢い)が衰え、原油価格は2カ月にわたり50ドルを下回る水準にとどまっている。

  アナダルコが24日発表した資料によると、同社は2017年の設備投資予算を3億ドル(約340億円)削減し42億-44億ドルとする計画。

原題:Shale Boom May Finally Have Succumbed to Oil’s Price Slump (2)(抜粋)

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