5月の米主要20都市の住宅価格指数は前年比で着実な伸びを示した。在庫不足と需要増で住宅価格が上昇していることを示した。

  S&P・コアロジック/ケース・シラーの25日発表によると、米20都市住宅価格指数(季節調整前)は5月に前年比5.7%上昇。ブルームバーグがまとめた市場予想中央値は5.8%上昇だった。季節調整後の前月比は0.1%上昇した。市場予想は0.3%上昇。

  全米ベースの住宅価格指数(季節調整前)は5月に前年比で5.6%上昇した。

  S&P指数委員会のデービッド・ブリッツァー委員長は「住宅価格は引き続き上昇しており、物価上昇と賃金上昇の両方を上回っている。売りに出されている住宅の在庫はわずか4カ月分と少なく、価格上昇の一因になっている。住宅建設がリセッション(景気後退)期よりも高いとはいえ、なお低いことも価格上昇の要因だ」と発表文で指摘した。

  住宅価格指数は全20都市で前年比プラス。上昇率が最も大きかったのはシアトルで13.3%。ポートランドは8.9%、デンバーは7.9%それぞれ上昇した。

  季節調整後の前月比では20都市のうちシアトルが0.9%上昇と、最大の伸び。一方、ニューヨークは0.6%低下した。

  統計の詳細は表をご覧下さい。

原題:Steady Home-Price Gains in 20 U.S. Cities Show Tight Inventory(抜粋)

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