米司法省当局者はドイツの自動車メーカーがライバル企業に対し優位に立とうと技術や戦略、部品で談合を行った疑いについて調査している。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。ただ、同省が正式な調査を開始した兆候はない。

  欧州委員会とドイツ連邦カルテル庁は22日、談合の可能性を示す情報を受け取り、分析を進めていることを明らかにした。

  独誌シュピーゲルは先週、ダイムラーとBMW、フォルクスワーゲン(VW)、VW傘下アウディ、ポルシェの独大手自動車メーカーが何十年にもわたり結託していた可能性があると報じていた。同誌によると、5社は1990年代から車両技術やコスト、供給業者、戦略、ディーゼルエンジンの排ガス規制に関連する行動を調整するため会合を重ねていた。自動車開発やガソリンおよびディーゼルモーター、ブレーキ、トランスミッションなどの領域をカバーする60の作業グループから200人を超える従業員が会合に関与していた。また、ディーゼル車用の尿素水タンクのサイズに関わる話し合いもあった可能性があるという。

  BMWは23日、ディーゼル車排出規制を巡る不正疑惑に関連して他の自動車メーカーとの結託した事実はないと説明。同社広報担当は米司法省の調査に関してコメントを控えた。VWも論評を避けた。ダイムラーの広報担当は臆測にはコメントしないと述べた。司法省の報道官はコメントを控えた。

原題:U.S. Is Said to Review Allegations German Carmakers Colluded(抜粋)

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