中国経済の成長率が1-6月(上期)に予想を上回ったことを受け、エコノミストらは見通しを引き上げた。当局には過剰かつ投機的な借り入れを抑制する政策余地が生まれている。17-24日に実施したブルームバーグ調査が示した。

  ブルームバーグがエコノミスト57人を対象に行った調査の予想中央値によると、7-9月(第3四半期)の国内総生産(GDP)は前年同期比6.7%増、10-12月(第4四半期)は同6.6%増がそれぞれ見込まれている。いずれも1カ月前から0.1ポイント上方修正された。

  コファスのエコノミスト、カルロス・カサノバ氏(香港在勤)はリポートで、「中国当局が金融リスク緩和に向けて過剰な借り入れを抑制する取り組みを進めているにもかかわらず、中国経済が底堅いことを4-6月の成長率は示しており、ポジティブな兆しだ」と指摘した。

  一方、インフレ見通しは若干下方修正された。7-9月の消費者物価指数は前年同期比1.8%上昇、10-12月は同2.0%上昇と予想されている。生産者物価指数の上昇率はピークを打ったもようで、7-9月は4.8%、10-12月には2.5%へとさらに鈍化する見通し。

原題:Economists Raise China GDP Forecast After Growth Beats Estimates(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE