石油輸出国機構(OPEC)最大の産油国であるサウジアラビアは、リビアとナイジェリアが当面増産を続けることをOPECなどが容認する状況で、世界的な原油供給過剰解消へのコミットメントを強調し、来月の原油輸出を大幅に削減すると約束した。

  サウジのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相はロシアのサンクトペテルブルクで24日開かれたOPECと非OPEC産油国の閣僚会合終了後、8月の同国の原油輸出を前年同月比100万バレル減の日量660万バレルに抑制すると表明。市場の均衡回復のためにサウジは単独では動かず、他の産油国も減産の履行改善に努めるべきだと語った。

  ファリハ・エネルギー相は、減産合意で適用除外となっているリビアとナイジェリアについて、両国が望む水準まで増産を続けることが容認されると述べ、「われわれは同胞とパートナーを引き続き支援する。しかし監視委員会はそうした供給増がグローバルな需給バランスに与える影響を監視する必要がある」と説明した。

  同エネルギー相は、リビアは最大日量125万バレルまで産油量を増やす計画であり、増産を続けることが認められると発言。一方、オマーンのルムヒ石油・ガス相は、ナイジェリアは産油量が同180万バレルに達した段階で、生産の制限を受け入れる用意があると語った。

原題:Saudis Emphasize Oil Export Cut as OPEC Deal Sees Few Tweaks (1)(抜粋)

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