アルファベットの株価が24日の時間外取引で下落した。4-6月(第2四半期)決算発表で、増収の最大の源泉である事業の費用が本来のウェブ検索ビジネスよりも高くつくという気掛かりな傾向が示された。

  4-6月期の売上高はパートナーサイトへの支払い分を除いたベースで209億2000万ドル(約2兆3280億円)と、アナリストの予想コンセンサスに沿った内容だが、より強気な予想には届かなかった。ブルームバーグが集計した予想レンジは205億5000万ドルから216億1000万ドル。欧州連合(EU)から競争法違反で過去最大の制裁金を科せられたことも利益に打撃を与えた。

  主力のグーグル部門の売上高は226億7000万ドルだったが、その22%に相当する50億9000万ドルはトラフィック獲得コスト(TAC)として提携先に支払われた。前年同期のTACはグーグルの売上高の21%相当だった。

  グーグルの成長の大部分はモバイル検索広告やユーチューブの広告、プログラマティックと呼ばれる自動化マーケティングから来ており、こうした広告収入はオリジナルのウェブ検索マーケティング枠で行うよりも多く分け合う必要がある。

  ルース・ポラット最高財務責任者(CFO)は、検索やユーチューブなどグーグル傘下事業のTACは増加が続くとの見通しを示し、利益率縮小の可能性を示唆。同社は利益率拡大よりも全体的利益の伸びを重視していると付け加えた。

  アルファベットの株価は決算発表後に時間外取引で一時3.5%下落した。通常取引終値は前週末比0.5%高の998.31ドル。

  同社は6月に27億ドルの制裁金を欧州当局に科された。1株利益は5.01ドルと、EU制裁金を加味した市場予想の4.45ドルを上回った。
  

原題:Alphabet Falls on Concern About Rising Google Traffic Costs (1)(抜粋)

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