24日の米国株式相場は前週末とほぼ変わらず。S&P500種株価指数は比重の高いテクノロジーおよび銀行銘柄の上昇で、他の銘柄の下げを相殺した。このところ下落が続いていたドル相場の安定が背景となった。

  S&P500種株価指数は前週末比0.1%下げて2469.91。ダウ工業株30種平均は66.90ドル(0.3%)安い21513.17ドル。ハイテク銘柄の比重が高い指数では、ナスダック総合指数が0.4%値上がりし、ナスダック100指数は0.3%上げて過去最高値を更新した。

  S&P500種の業種別指数では、金融と情報技術のみが上昇。電気通信サービスは下落率が最大となった。

  この日のニューヨーク外国為替市場では、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数が0.1%未満上昇した。

  個別株ではヒベット・スポーツが大幅安。「売り上げのトレンドは非常に厳しく」、5-7月期の既存店売上高が10%減少する可能性があるとの会社見解が嫌気された。シアーズやフィニッシュ・ラインなど小売り競合の多くにも売りが波及した。

  通常取引終了後に4-6月期決算を発表したアルファベットは、時間外取引で株価が3%近く下落した。

  強気相場にある米株式市場ではこの先、米アマゾン・ドット・コムなど業界大手企業の決算や、中央銀行の政策を巡る議論が手掛かり材料になる公算が大きい。ロシア疑惑捜査の拡大を受けてトランプ米大統領が政権立て直しを図る動きに出たことから、新たな想定外の政治関連材料が出る可能性が意識されている。

原題:Tech Shares Rise as Dollar Stabilizes, Oil Gains: Markets Wrap(抜粋)
原題:Retail Stocks Tumble as Hibbett Sees ‘Very Challenging’ Trends(抜粋)

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