スイスの富裕層向け資産運用会社ジュリアス・ベア・グループが2017年1-6月(上期)に確保した新規顧客資金は目標を上回る純増となった。プライベートバンカーの採用を強化した地域からの資金流入が力強かった。

  24日の発表資料によれば、運用資産残高(AUM)は前年同期比6%増の3550億スイス・フラン(約41兆5400億円)。新規顧客資金は年率6.1%増で、約100億フラン増えた。2016年末は4%増だった。ジュリアスは年間4-6%の増加を目標にしている。

  ボリス・コラルディ最高経営責任者(CEO)はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで「これまでで最良の上期だった」とし、「採用に基づく非常に堅調な勢いを背景に、新規資金の純増は予想を上回った」と語った。

  顧客活動の低迷を受け、ジュリアス・ベアは資産基盤の拡大に向け増員。昨年は世界全体でリレーションシップマネジャー166人を採用。これが新規資金の増加につながった。アジアと中東からの寄与が大きく、中南米でも資金流入が大きく回復したという。

原題:Julius Baer Hiring Drive Pays Off as Net New Money Surges (1)(抜粋)

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