21日のニューヨーク原油先物市場でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は続落。2週間ぶりの大幅安となった。石油輸出国機構(OPEC)加盟国の7月の原油生産量が今年の最高になるとのリポートを受け、供給過剰懸念が強まった。

  OPECの7月の原油供給量は日量3300万バレルを上回り、昨年12月以来の高水準になる見通しだと、タンカー追跡会社ペトロ・ロジスティクスがリポートで明らかにした。

  トラディション・エナジー(コネティカット州スタンフォード)の市場調査担当マネジャー、ジーン・マクギリアン氏は電話インタビューで、「相場が一段高となるには、在庫水準が低下している確証が必要だ」と指摘。それがなければ、「上値追いは難しいだろう」と述べた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は前日比1.15ドル(2.5%)安い1バレル=45.77ドルで終了。約1週間ぶりの安値水準となった。ロンドンICEの北海ブレント9月限は1.24ドル下落の48.06ドル。
原題:Oil Slides Most in Two Weeks as OPEC Production Is Seen Rising(抜粋)

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