21日の欧州株式相場は下落し、指標のストックス欧州600指数は10日ぶり安値で引けた。ドイツの自動車メーカーの談合疑惑が浮上し、自動車株はここ1年余りで最もきつい下げとなった。

  指標のストックス欧州600指数は前日比1%安の380.16で終了。ユーロ高も輸出株に下押し圧力をかけた。週間では1.7%下落し、3週間ぶりの下げとなった。

  独誌シュピーゲルの報道によれば、フォルクスワーゲン(VW)とダイムラーは過去数十年に繰り返された自動車技術に関する協議は競争法に反した可能性があると、独規制当局に通知した。

  欧州中央銀行(ECB)は秋に刺激策を見直すとドラギ総裁が20日に述べたことなどを手掛かりに、外国為替市場ではユーロが上昇。これもユーロ圏の株価に重しとなった。同総裁の「しっかりとした景気回復」という発言は、株式トレーダーにはほとんど影響しなかった。

  来週はダイムラーやドイツ銀行、サンタンデール銀行など、ユーロ・ストックス50指数を構成する企業の半分以上が決算を発表する。

原題:European Stocks Slide as Carmakers Tumble on Collusion Report(抜粋)

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