JPモルガン・チェースが自社にとって最も利益になる投資に誘導していた情報を富裕層顧客に開示しなかったと米証券取引委員会(SEC)が主張する際に助力したとして、2人の内部告発者が過去最高額となる計6100万ドル(約68億円)の報奨金を受け取る見通しだ。

  SECは19日付の書簡で、内部告発を申し出た6人のうち2人は、2015年12月に同行が情報開示不備で支払いに応じた金額の4分の1近くを分け合うと説明した。

  JPモルガンは3億700万ドルの支払いに同意しており、2億6700万ドルはSECに、4000万ドルは商品先物取引委員会(CFTC)に納める。SECの19日の説明によれば、1人はSECへの支払額の18%、別の1人が5%を受け取る。これは4800万ドルと1300万ドルにそれぞれ相当する。

  SECのウェブサイトの掲載されたデータによると、内部告発の報奨金でこれまでの最高額は14年に匿名の告発者に支払われた3000万ドルだった。SECは内部告発者の身元を明らかにしていない。SECとCFTC、JPモルガンはコメントを控えた。

  

原題:JPMorgan Whistle-Blowers to Reap Record $61 Million Bounty (1)(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE