欧州中央銀行(ECB)は債券購入プログラムの将来について、10月までは決定しない可能性があると、事情に詳しい複数のユーロ圏当局者が述べた。

  政策委員会は9月7日の次回会合でテーパリングについての協議を開始する見込みだが、同会合で結論を出せないと当局者らが考える理由があると関係者が述べた。政策委の議論は非公開だとして匿名を条件に語った。ECB報道官はコメントを控えた。

  関係者によると、量的緩和(QE)のペースやフォワードガイダンスに関する文言、新たな景気予測など検討議案が幅広くあることが9月会合で結論に至らない可能性がある理由だという。9月以降の年内の政策決定会合は10月26日と12月14日。

  20日の政策決定後の記者会見でドラギ総裁は、QEの将来の軌道についての正式協議は秋以降に持ち越すことに全員が同意したと述べた。協議開始の正確な日程を決めないことでも合意したという。7月会合より前のブルームバーグの調査に答えたエコノミストらは、ECBが9月の会合でQEペースの減速を示唆すると予想していた。

原題:ECB Tapering Is Said to Be Decision That May Take Until October(抜粋)

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