20日の米国株市場ではS&P500種株価指数がほぼ変わらず。ナスダック総合指数は3日連続で最高値を更新した。投資家は企業決算と経済統計を手掛かりにした。

  S&P500種株価指数は0.1%未満下げて2473.45。ダウ工業株30種平均は28.97ドル(0.1%)下げて21611.78ドル。ナスダック総合指数は0.1%上昇して6390.00。

  S&P500種業種別11指数によると、エネルギー株は一時の上げを失った。素材株も安い。電気通信サービスや公益事業、ヘルスケア関連株はいずれも上昇した。

  米大統領選挙におけるドナルド・トランプ氏陣営とロシアとのつながりを捜査しているモラー特別検察官が捜査の対象を拡大していることが伝えられると、取引高は一時急拡大した。

  関係者の話によれば連邦捜査局(FBI)などの捜査官は、トランプ氏の高層マンションをロシア人に売却した取引や、ロシア関係者と共同開発したホテル「トランプ・ソーホー」へのトランプ氏の関与、モスクワで2013年に開催された「ミス・ユニバース」、トランプ氏が2008年にフロリダ州の豪邸をロシアの富豪に売却した件について調べている。 

  米労働省の発表によると、先週の米週間新規失業保険申請件数は前週比1万5000件減の23万3000件。ブルームバーグがまとめた市場予想は24万5000件だった。 

  ブラックストーンは下落。同社4-6月(第2四半期)の1株利益はENI(未実現利益を含む経済的純利益)ベースで59セント。市場予想は62セントだった。

  キーコープは下落。4-6月業績は概ね市場予想と一致したものの、2017年通期の融資見通しが失望感を誘った。

  アマゾン・ドット・コムは上昇。グーグルが開発し開発者に人気のソフトウエア・ツール「クーベルネイテス(Kubernetes)」に基づくクラウドサービスの開発を検討していると、ハイテク情報サイトのジ・インフォメーションが事情に詳しい関係者2人の話として報じた。

原題:Stocks Inch Higher as Trump Probe Said to Widen: Markets Wrap(抜粋)
Mueller Said to Expand Probe to Trump Business Transactions (2)(抜粋)
U.S. Stocks Steady With Earnings Amid Jobs Data, Trump Inquiry(抜粋)

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