英国が欧州連合(EU)を離脱するに当たって支払わなければならない金額、いわゆる離脱請求書(ブレグジット・ビル)について、フランスは1000億ユーロ(約12兆9000億円)という高い水準を主張した。

ルメール財務相
ルメール財務相
Photographer: Christophe Morin/Bloomberg

  ルメール仏財務相は19日、同国議会での公聴会で、英国がサッチャー元首相の下で勝ち取ったEU予算からの「払い戻し」に言及。「『私たちのお金を返してほしい』と言ったサッチャー元首相と同じことをわれわれは言おう」と語った。サッチャー元首相はEU予算への拠出が多いわりに英国への恩恵は少ないと主張し英国への払い戻しを導入させることに成功した。

  1000億ユーロは英国の支払額として取り沙汰されている上限に近い。ルメール財務相は「金額については議論できる。しかし英国がEU予算の負担分を支払う必要があることは、離脱協議開始に当たって交渉余地のない前提条件だ」と述べた。

原題:France Says ‘We Want Our Money Back’ as Brexit Talks Crawl On(抜粋)

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