19日の欧州株式相場は上昇。企業決算が予想を上回る内容だったことを手掛かりに、指標のストックス欧州600指数は1週間ぶり大幅高となった。20日の欧州中央銀行(ECB)政策発表も注目されている。

   ストックス600指数は前日比0.8%高の385.54で終了。前日は1.1%安と、月初来最大の下げだった。オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングは5.8%上げ、テクノロジー銘柄の反発を後押しした。最新の露光装置で受注を獲得したほか、第3四半期の売上高見通しがアナリスト予想を上回ったことが買い材料。

  ユーロ圏の株式と通貨は5月上旬以降で初めて正反対の方向に動いている。この逆相関が戻り、輸出銘柄が売られやすい状況にある。

  個別銘柄では、スウェーデンの家電メーカーであるエレクトロラックスが3%上昇。第2四半期の利益と売上高が予想を上回った同社は、北米の増収見通しを上方修正した。決算内容が予想を上回ったことを背景に、英設計・エンジニアリング会社RPCグループと、フランスのビデオゲーム製作会社ユービーアイソフト、スウェーデンの通信会社テレ2も大きく買われた。

  ECBの政策変更時期に関する手掛かりを得るため20日のドラギ総裁の記者会見が注目されている。エコノミストらは、国債購入ペース減少は9月まで恐らくないと予想している。

  CMCマーケッツ(ロンドン)の市場アナリスト、マイケル・ヒューソン氏はリポートで、「市場ではECBが緩和策をゆっくりと巻き戻す準備をし始めるのはもはや時間の問題だとみられている」と語った。

原題:European Stocks Rebound From Biggest July Drop Amid Earnings(抜粋)

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