フランスのマクロン大統領は、政権運営で就任後最大の試金石に直面する可能性がある。軍部トップが辞任したことを受け、大統領の経験不足に注目が集まっている。

マクロン大統領とドビリエ統合参謀総長(6月18日撮影)
マクロン大統領とドビリエ統合参謀総長(6月18日撮影)
Bertrand Guay/AFP via Getty Images

  統合参謀総長のピエール・ドビリエ将軍は19日、軍事費削減を巡りマクロン大統領と対立し、フランス防衛に必要な「軍事モデルの継続性を確実にする能力があるともはや確信できない」と説明した。

  軍トップの辞任はシャルル・ドゴール大統領による1958年の憲法改正以来初めて。仏紙ルモンドは、2カ月前に就任したばかりのマクロン大統領にとって「正念場」と指摘している。

  同国紙トリビューヌが18日公表したオランジュの委託でBVAが実施した世論調査によれば、マクロン大統領の支持率は7月に5ポイント低下した。不支持とした回答者らは、同氏の横柄さや権威主義、労働階級への無関心さ、コミュニケ-ションへの過度な関心を理由に挙げた。

原題:Macron Suffers Biggest Test of Authority as Military Head Quits(抜粋)

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