米モルガン・スタンレーは英国の欧州連合(EU)離脱後のEU内トレーディング拠点としてドイツのフランクフルトを選択した。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  非公開情報だとして匿名を条件に語った関係者の1人によると、モルガン・スタンレーは欧州のブローカーディーラー業務の一部をロンドンからフランクフルトに移し、資産運用業務の一部はダブリンに移す計画。約300人がパリを含めた欧州の複数の都市に移動し、約200人がフランクフルトに移るという。

  英国のEU離脱後にロンドンから移る雇用の受け皿としてフランクフルトは最大の勝ち組だ。スタンダードチャータードや野村ホールディングスが同都市を選択している。モルガン・スタンレーと同様、複数の国に分散するモデルを採用する銀行が多くなる公算。

  モルガン・スタンレーの場合、フランクフルトへの移動は暫定的で、英国とEUの将来の通商関係次第で見直されると関係者らが述べている。

原題:Morgan Stanley Said to Pick Frankfurt for its New EU Trading Hub(抜粋)
Morgan Stanley Said to Pick Frankfurt for its EU Trading Hub (1)

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