米モルガン・スタンレーは4-6月(第2四半期)も前四半期に続き、債券トレーディング収入がゴールドマン・サックス・グループを上回った。

  19日の発表によると、モルガン・スタンレーの債券トレーディング収入は米大手投資銀行中で最も落ち込みが小さかった。株式トレーディング収入と株主資本利益率(ROE)もゴールドマンを上回った。

  商品トレーディング事業を縮小するジェームズ・ゴーマン最高経営責任者(CEO)の判断がモルガン・スタンレーの好パフォーマンスにつながった可能性がある。ゴールドマンの4-6月の同事業収入は18年前の株式公開以来の最低だった。ゴールドマンは債券・通貨・商品(FICC)トレーディングで10ー12月期まで20四半期以上、モルガン・スタンレーを上回っていた。

   ゴーマンCEOは決算発表資料で「第2四半期の業績は低調なトレーディング環境にも耐え得る当社フランチャイズの力を示した」とコメントした。

  債券トレーディング収入は前年同期比4.5%減の12億4000万ドル(約1390億円)。ゴールドマンが18日発表した11億6000万ドルを上回った。アナリスト予想も超えた。

  モルガン・スタンレーのROEは9.1%と前年同期の8.3%から上昇。ゴールドマンは8.7%だった。

  純利益は17億6000万ドル(1株当たり87セント)と前年同期の15億8000万ドル(同75セント)から11%増えた。ブルームバーグがまとめたアナリスト22人の予想平均は1株利益77セントだった。

  ウェルスマネジメント部門の収入は9%増の41億5000万ドルでバークレイズのジェーソン・ゴールドバーグ氏の予想を上回った。投資銀行収入も28%増えアナリスト予想を超えた。

原題:Morgan Stanley Traders Top Goldman’s for Second Straight Quarter(抜粋)
Morgan Stanley Traders Top Goldman for Second Quarter in Row (1)

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