世界で最も高価な商用不動産は香港の超高層ビル群で、東京を約60%上回る。

  英不動産仲介会社ナイトフランクによると、香港の高層ビルには1平方フィート(約0.09平方メートル)当たり8000米ドル(約90万円)の価値がある。同社は賃料とプライムイールドを基に2016年10ー12月(第4四半期)時点の価値を分析した。

  ナイトフランクのアジア太平洋調査責任者、ニコラス・ホルト氏は報告で、「アジアの高層ビルの資本価値は都市によってかなりの相違を示した。世界ランキングトップの香港がいる一方、その最下位はムンバイだった」と指摘。「香港では旺盛な需要と新たな土地供給の欠如が価値をさらに高めている。ムンバイのオフィス市場の構造は高層化ではなく郊外化に進んでいる傾向が見られる」と説明した。

  香港の不動産開発会社ヘンダーソン・ランド・デベロップメント(恒基兆業地産)は最近、オフィスタワーへの建て替え用に香港で5階建て駐車場ビルを購入した。購入額は30億米ドル(約3360億円)に上り、香港不動産市場の狂乱ぶりを浮き彫りにした。ナイトフランクによれば、この不動産取引で香港は競合を引き離し、世界で最も高い都市としての地位をさらに固めた。

原題:Hong Kong Skyscrapers World’s Most Expensive, Knight Frank Says(抜粋)

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